彼女のセイイキ/妹のセイイキ/学校のセイイキ【feng】【エロゲ】
第5回目の今回は「feng」によるセイイキシリーズ3作品について書きたいと思います。
今回のは今までのとは違っていわゆる「抜きゲー」に分類されますので、いつもより少しエロゲ感が増しますので、ご了承ください…。
抜きゲーはやはり絵の評価が大きな位置を占めると思うので、今回は画像多めでいきたいと思います。
※基本ネタバレはありません
「彼女のセイイキ」
「妹のセイイキ」
「学校のセイイキ」
の順に書いていきます。
7.彼女のセイイキ
「feng」から満を持して発売されたのがこちらの「彼女のセイイキ」ですが、これはお値段2000円程度といういわゆる「ロープライス」の作品です。
Hシーン数は10以上あるものの、プレイ時間は全体で4時間程度ですので、これまで紹介してきたものよりは格段に短いですね。
あらすじは以下の通りです。
ある日のこと。
アキバからの帰り道、主人公は電車で痴漢と間違われる。
その相手は、久しぶりの再会となる幼なじみ── 秋善冬華 (あきよし ふゆか) だった。
子供の頃の彼女は、清楚で可憐な金持ちお嬢さまで、クラスのアイドル的存在だった。
男子にとっては憧れの対象であり、だからこそ近寄りがたい存在でもあった。
主人公もまた然り。
だけど主人公は、彼女のことが好きだった。 そうなった幼い頃の想い出がある。
しかしその後、進学先が違ったことで疎遠になっていった。
もしかしたら初恋だったのかもしれないと、今の主人公は思っている。
痴漢は誤解なのだが、冬華はここぞとばかりに言う。
「許して欲しかったら、私の執事になりなさい」
久しぶりに出会ったふたりの物語が、不思議な関係となって再度動き出す――。(公式サイトより引用)
メインヒロインというか攻略対象ヒロインは秋善冬華という幼馴染ヒロインです。
セイイキシリーズは舞台と登場人物は全て同じで、攻略対象となるヒロインが作品ごとに変わるだけですので、誰が攻略対象かということくらいしか大きな変化はありません。
まぁ抜きゲーですのでシナリオはそんな期待するものではありません。
抜きゲーの場合、かわいければそれでいいというスタンスですのでシナリオは基本どうでもいいというのが僕の印象です。
もちろん非抜きゲーの場合はシナリオは大事ですが。
僕個人としては、セイイキシリーズの魅力は涼香氏によるグラフィックのエロかわいさにあります。
「エロい」でも「かわいい」でもない「エロかわいい」絵はエロゲにピッタリです。
抜きゲーですのであまり載せられそうなCGがありませんね…。
まぁ枚数は少ないですが、エロかわいさは伝わるのではないでしょうか。
メイド服のCGが多いのはメイドカフェでバイトしているからです。僕の趣味とかではありません。
結構きわどい気もしますが、これでエロかわいさは100%伝わるでしょう!
ちなみに「彼女のセイイキ」はシリーズ中、最もエロいと言われていますが、それは構図やシチュがエロいということであると思われます。
ですので、他のセイイキシリーズが「彼女のセイイキ」より悪いというわけではなく、お気に入りのヒロインが攻略対象となっているシリーズが一番良いというのが実質的な評価ではないでしょうか。
8.妹のセイイキ
こちらは「彼女のセイイキ」の翌年に発売された「妹のセイイキ」です。
タイトル通り、攻略対象ヒロインは妹の名瀬ゆかなちゃんです。
義妹とかではなく正真正銘の実妹です。
あらすじは以下の通りです。
主人公・名瀬陽平は子供の頃、よくアキバに通っていた。
もともとの目的は遊びではなく 妹のためだったのだが、いつの間にか陽平はすっかりアキバのゲーセンにハマっていた。
そんな折、クラスメイトのお嬢さまと仲良くなるのだが、それはまた別の話。
ある日、陽平の妹である 名瀬ゆかなは、お嬢さまを自称するひとりの女の子からクリスマス旅行をプレゼントされる。
兄妹ふたりきりの旅行を、まるでカップルのような雰囲気で楽しむゆかな。
そんな妹を見ているうちに、陽平は知ることになる。 自分はまだ、本当の意味では妹を助けていなかったのだと。
「アキバ系のくせに、妹童貞を卒業してくれない お兄ちゃんなんて、大嫌いなんだからね!」
これは兄妹であるふたりの、愉快で切ない恋物語。(公式サイトより引用)
舞台も登場人物も同じですが、こちらは時間軸的に「彼女のセイイキ」の前ということになります。
前作の攻略対象である冬華と直接的な接触はありませんので、本当にただ攻略対象が妹になっただけって感じです。
原画は同じく涼香氏ですので、エロかわいさは健在です。
こちらも同じく中々服を着たCGがありませんでしたので、枚数は少なめですが、十分エロかわいさは伝わるかと。
やはり美麗でかわいいですね。かなり好きな絵です。
9.学校のセイイキ
こちらはセイイキシリーズ最新作の「学校のセイイキ」です。
ロシア人留学生のクラスメイト、鳳マイカ
実姉で主人公たちのクラス担任、名瀬やえか
のダブルヒロインが攻略対象です。
あらすじは以下の通りです。
主人公が通う学園では、姉の やえか がクラス担任を務めている。
教師としての彼女は凛々しく、学生からの人気も高い。
しかし家では酔っぱらってばかりで、プライベートがだらしないのは玉にキズ。
留学生でアキバ系のマイカは、主人公のクラスメイト。
放課後になれば毎度のように彼女に誘われ、アキバ巡りを楽しんでいる。
イカ焼きを片手に同人誌や同人ゲームを買い漁る姿も、今では見慣れたものだ。
そんな日常が、いつまでも続くのだと思っていた。
だが、マイカの急な帰国がささやかれると、周囲の状況は一変する。
主人公は やえか と共に、マイカを助けようと奔走することになるのだが……。
“学校の聖域”を舞台に、ふたつの恋物語が今、始まろうとしている。(公式サイトより引用)
今回の「学校のセイイキ」はセイイキシリーズの中で一番抜きゲー感が強いように感じました。
シナリオは完全にオマケと化し、その分シーン数が増えました。
まぁヒロインが気に入った方であれば気になることはないのでしょうが。
鳳マイカちゃんは、ロシア人留学生でありながらもアキバ文化に興味を持ち、放課後は主人公とアキバを闊歩する不思議系ヒロインです。
マイカ(=真イカ)の名の通り、イカが好きな不思議ちゃんです。
好きな人は好きなんでしょうが、僕には普通でした。
僕にはこちらの名瀬やえかの方が魅力的でしたね。というかこっちの方がエロい。
こちらも義理の姉ではなく実の姉ですが、実際に姉や妹がいる人ってこういう近親者が攻略対象になっているエロゲをどう思うんでしょうか…?
僕には姉も妹もいないので全く気にならないのですが、いる方はやはり気まずい気持ちになったりするんですかね。
普段は主人公のクラス担任としてしっかり者のお姉ちゃんですが、家に帰ると酒を飲みまくり、へべれけダメダメキャラになります。
このへんも二次元ヒロインに求める点を満たしてますね。
普段はしっかりしてるのに、家ではだらしないとか最高じゃないですかぁ!
涼香氏の本領が発揮されまくりです。
エロかわいさ満載ですね。本当に好きな絵です。
総括すると「彼女のセイイキ」「妹のセイイキ」「学校のセイイキ」は…
・涼香氏のエロかわいい絵が最大の魅力
・攻略対象が豊富なのでお気に入りのヒロインが見つかる
・ロープライスながらも完成度高い抜きゲー
と言った感じです。
ちなみにこのセイイキシリーズですが、面白いことに全シリーズに抱き枕カバー付き特装版があります。
抱き枕カバーが付いているのでお値段は12000円程度と高めですが、その分抱き枕カバーの質は高いです。
そもそも「feng」は抱き枕カバー等の寝具のクオリティが高いことでも有名でしたので、その「feng」から発売された抱き枕カバーなど、初めから質の高さは保障されているようなものです。
もちろん僕も抱き枕カバー付き特装版の方を購入しました。とはいっても僕はその抱き枕カバーは使用していません。ただ飾っているだけです。
別に使っている抱き枕カバーがありますので、飾るだけで十分です。
抱き枕を使用するとあまりの気持ちよさのために寝る時間が格段に増えてしまうのは浪人生の僕にとっては痛手ですね。
明日、センター試験だなぁ………。センター前日に何してんだろう、僕。
結果は明日の夜に同時進行の受験生ブログに載せますのでよかったらそっちもどうぞ。
(2017/1/16追記 センター85.4%でした。可もなく不可もない結果です。前日にエロゲやってるようなやつが高望みをしただけですね。)
というわけで今日はこの辺で終わりにしたいと思います。
それでは、また逢う日まで…
(追記)
次回は「euphoria」について書きたいと思います。